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現在、株式投資は国民のスタンダードとなりつつあるようです。
2019年に問題となった「老後2,000万」を皮切りに、コロナ禍での失業者増加、急激な円安など、将来のお金に対する不安は増大するばかりです。
この不安から解放される方法として、お金に対する自助努力が広まっています。
株式投資は、そのお金に対する自助努力のひとつとして選ばれているようです。
つみたてNISAやiDeCoが簡単な投資として普及したことから「証券口座を持っている人」が増えたこともあり、資産形成の手段として選びやすいのかもしれません。
そうは言っても、まだまだ株式投資の未経験者は多いはず。
ここでは「株式投資ってどう始めるの?」という方のために、株式投資のスタート方法をご案内しています。
株トレードに必要な証券口座の開設から語っているので、ぜひともご参考いただけると嬉しいです。
そもそも株式投資とは?
はじめる前に知っておくべきなのが、株式投資とは何なのかです。
株式投資は会社の発行する「株式」を売買することで利益を得ることを指しています。
株式投資では「株式(銘柄)」を希望額で購入。
それを購入額よりも高値で売却することによって「売買益」を獲得していくのがベーシックな稼ぎ方です。
株主優待と配当
株式投資には売買益ほかに優待や配当で稼ぐという方法があります。
こちらは株式の長期保有(ロング)を目的としている場合に高い費用対効果を発揮すると言われている稼ぎ方です。
優待と配当については【株で得られる利益の種類】に詳しく掲載しています。
株式投資での継続的な資産形成をご検討中の方はご覧ください。
【完全初心者向け】株式投資のはじめかた
それではさっそく株式投資をはじめて行きましょう。
まず初めに、株式投資は以下の流れで進んでいきます。
②証券会社に入金する
③購入する株式(銘柄)を選ぶ
④株式を買う
⑤株価をチェックして売却する
①証券会社で口座を開く
株式投資をおこなう場合は「証券口座」が必要です。
証券口座はインターネットにて申請を行うため、家にいながら口座を開設することが出来ます。
開設までの期間は証券会社によってさまざまです。
長いところは開設までに1か月近くかかるので、申込は「投資をはじめたい」と思い立った日に行うと良いでしょう。
ちなみに証券会社によっては手持ちのカードと連携ができたり、ポイントの獲得サービスがあったりします。
お得に株式投資をおこなう場合は証券会社選びも重要です。
証券会社については代表的なサービスを後に記載しておきます。
ご参考ください。
②証券会社に入金する
証券口座が無事に開設できたらお金を入金しておきましょう。
お金は株式を買い付ける場合に必要不可欠です。
入金時には手数料が発生しますが、これに関しても証券会社によって金額が異なるようです。
特定の銀行から入金をすると手数料が無料になるサービスを展開している会社や、新規入会者だけに無料サービスを行っている会社もあるとのこと。
株トレードを行うにあたって、何度も発生する手数料は意外と大きな出費です。
自身の投資資金をじわじわと減らす強敵となるので、事前に確認しておきましょう。
ただ、過剰な入出金を繰り返すなど、怪しい動きが目立つ場合には利用を規制されてしまうことがあるようです。
手数料のチェックは各社のHPを確認のうえ、常識の範囲内で行いましょう。
そうして入金を済ませると自身がトレードに利用できる金額がおのずと見えてきます。
この時点で自分は「○○〇円の銘柄なら〇○○株買える」と把握しておくと、銘柄が選びやすくなるのでオススメです。
③購入する株式(銘柄)を選ぶ
購入するための準備が整ったら市場から銘柄を選びます。
銘柄は「株主優待が欲しい」「○○円くらいの銘柄しか買えない」「株価が高騰する要素が見られる」など、自分なりの基準で探していきます。
証券会社によっては銘柄を簡単に絞れる投資ツールが提供されています。
これを活用するのも良いでしょう。
また、株サイトを使うのもオススメです。
当サイトでは利用者クチコミや最新情報を基に優良株サイトをご案内しています。
銘柄選びにお悩みの方は、こちらからおすすめの株サイトをご覧ください。
④株式を買う
株の注文には「指値」と「成行」の2種類があります。
指値は希望する売買価格を指定して発注する方法です。
例えば「A株式を500円で1,000株買いたい」とか「B株式を500円で1,000株売りたい」といった注文方法を指値(さしね)といいます。
指値注文では自分が指定した価格での取引ができるため、事前に必要な金額が分かるというメリットが存在します。
その一方で価格が上がり続けると株式を購入できないという点がデメリットとなります。
成行は売買を行うときに、値段を指定せずに注文する方法です。
売買が成立した場合の値段は成立した売買の相手によって決定し、 成行注文をした人が一番有利な売買の相手と取引することになります。
成行注文では、注文を出した瞬間に必ず購入できるメリットがあります。
その一方で瞬間的に値段が跳ね上がった場合など、予想と異なる価格で取引が成立してしまう点がデメリットだと言えるでしょう。
⑤株価をチェックして売却する
銘柄が購入できたらチャートにて株価をチェックしていきましょう。
株価は企業ニュースやトレンドによって影響を受けることがあります。
一体なにが原因で株価が動いているのか、今後の値動きに心配はないのか。
しっかりと状態を見極めていきましょう。
株サイトを利用すると案内してもらった銘柄に対する最新情報が手軽に入手できます。
株価が大きく動くタイミングで連絡が来るものもあるので、チャートを確認する暇がないけど株式投資をしたいという方にもおすすめです。
株式投資のために証券口座を開設しよう
株式投資の流れが分かったかと思います。
ここでは一番はじめに必要となる証券口座について、さらに詳しくご紹介していきます。
証券口座には伝統的な「対面証券」と、スマホやPCで開設できる「ネット証券」が存在します。
しかし、株式投資を今から始めるという方にはネット証券がおすすめです。
当サイトがネット証券をおすすめする理由は以下の通りです。
ネット証券ならスキマ時間に開設・トレードが出来る
ネット証券では家にいながら口座の開設・資産の運用が行えます。
手続きはスマートフォンなどから行うことが出来るので、窓口に行こうと考えた場合に発生する時間の制約がありません。
思い立ったとき、すぐに口座を開くことが出来るのは嬉しいですね。
また、口座の開設ができることから分かるように取引もスマホひとつで行えます。
日本の株式市場は式市場は9:00から11:30、1時間の休みを挟んで12:30から15:00と取引時間が決まっています。
しかし、ネット証券を使えば注文を予約することが可能です。
休憩時間や通勤時間などに株価を確認して気になる銘柄に注文を入れることが出来るので、学校や仕事で忙しい人はほとんどがネット証券を利用しています。
ネット証券なら手数料が安い
ネット証券ではシステムによる管理・取引が行われています。
窓口が無いことから理解できるように人件費などが最小限に抑えられているため、対面証券と比較してお手頃に利用できるというメリットがあります。
ただ、これに関しては不便さを感じる方がいるかもしれません。
先ほども言ったようにネット証券には窓口がありません。
そのため、疑問や不安の解消はインターネット上のやりとりが基本です。
最近はAIの発達により迅速な返信に期待ができるチャットなどが普及しています。
しかし、返信は対面よりも形式的でシンプルです。
もし貴方が銀行の窓口で質問をしながら口座を開設してきたタイプであれば、気軽に質問ができないネット証券には不安を感じてしまうかもしれません。
安価にサービスを利用できるがゆえのデメリットがあるということですね。
日常的にネットを利用するような慣れている人であれば問題なさそうですが、スマホは週に1度しか触らないというような人はお気を付けください。
ネット証券なら少額から株トレードが出来る
個人的にネット証券の最大のポイントは「小額から株取引が行える」ことだと思っています。
現在は投資の普及により30万円の元金で株トレードをはじめる人も増えています。
ひと昔前に著名人が「300万の元金すら用意できないなら株トレードをやるな」といった発言で話題になっていましたが、そのような時代ではなくなっているのです。
ネット証券は時代とともにアップデートされ、小額取引を可能としています。
スマホで登録できる証券会社の中には1株から投資ができるなんてものもあります。
日本の株式は100株以上での購入が基本でしたが、そのルールが消えてユーザーが銘柄を買いやすくなっています。
1株から購入することが出来るので分散投資にも便利ですね。
複数社に資金を分散して投資をおこなうことで、損失リスクを抑えることが出来ます。
人気の証券口座とは?
ネット証券の便利さが分かったところで見ておきたいのは人気の証券口座です。
投資家の中では【楽天証券・SBI証券・LINE証券】が人気を集めているようです。
楽天証券とは?
楽天証券はキャンペーンが充実しているサービスです。
カードとの連携ができ、楽天スーパーポイントを貯めることも出来るみたいですよ。
すでに楽天カード・楽天銀行を持っているユーザーであれば、登録も簡単。
大手なので安全面での不安も少ないと言えるでしょう。
ちなみに私も楽天証券にて口座を作っています。
投資ブーム真っただ中での開設でしたが、登録はたった数分で完了。
数日後に自宅へ送られてきた書類を基に情報を入力していくだけで口座が開設できて良かったです。
国内株式の手数料が0円なことからも初めての株式投資で使いやすいと感じています。
アプリケーションがしっかりと作り込まれているので疑問や不安を感じることも無かったですよ。
SBI証券とは?
これは名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
SBI証券は国内株式の個人取引シェアNO.1の証券会社です。
大きなグループ会社で対面でも相談ができるSBI証券は、実力と知名度を兼ね備えていると言えるでしょう。
そんなSBI証券では普段のお買い物でたまったTポイントを投資に活用することが出来ます。
資産での株式投資に抵抗がある方でも、Tポイントであれば気軽にチャレンジすることが出来るのではないでしょうか。
LINE証券とは?
大きな注目を集めている新しめの証券会社がこちら。
LINE証券はチャットアプリでおなじみの「LINE」が手掛けているネット証券です。
普段使っているアプリケーションを通して、手軽に使えることが人気を呼んでいます。
LINEは生活の一部として欠かせないサービスになってきていますもんね。
LINE証券では1株単位で国内の有名企業300社の株式が購入できるそうです。
馴染みのあるアプリを使って少額から株式投資が始められるという点は、唯一無二の投資サービスだと言えるでしょう。
ネット証券に登録して株式投資をはじめよう
この記事では株式投資のはじめ方をご紹介しました。
投資をはじめるにあたって、まず実行すべきは証券口座の開設であることがご理解いただけたかと思います。
投資がベーシックになってきている現代で証券口座を持つのは時間の問題です。
証券会社はユーザーを獲得するために、競うようにアプリのアップデートやキャンペーンサービスの打ち出しを行っています。
そんな中、今回はお得に利用できて支持も多い3社をご紹介しました。
3社のいずれかを利用して、貴方もお得に株式投資をスタートさせましょう。
また、当サイトでは口座開設の後をサポートする株サイトをご案内しています。
株式投資の大切なパートナーとなる株サイト選びに便利な【投資顧問クチコミポリス】を、ぜひご活用ください。