株式投資とは、会社の発行する「株式」を売買することで配当や優待などの利益を得ることです。
生活に使えるお金をもっと増やしたい。
年金がちゃんと貰えるか不安。
日々の暮らしでお金に関する悩みは誰もが持っており、耐えることは無いでしょう。
この悩みを解消するため、お金を増やす方法として提案されているのが「投資」です。
投資は利益を見込んでお金を投じることを指します。
そのため、為替や不動産、仮想通貨はもちろん、宝くじの購入なども投資に含まれます。
株式投資はそのうちの１つです。
お金を増やす方法(投資)の中でも負担やリスクが少ないため注目されています。
しかし、株式投資はその内容をまったく知らない人が「よし！はじめるか～」と突然スタートできるものではありません。
口座開設などの下準備が必要なほか、専門用語も多くて頭を抱えることもあるでしょう。
そこで、当記事では「株式投資とは何なのか」を分かりやすく解説していきます。
株式投資に興味がある、これから始めてみたいと考えている方はぜひチェックしてください。
また、当サイトでは株式投資のサポートに株サイトの利用をおすすめしています。
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そもそも株式とは？
最初に株式投資は会社の発行する「株式」を売買することで利益を得ることだと説明しました。
が、そこで思うことがあるはずです。
そもそも「株式(株)」とは何で、なぜ発行されるのか。
これを明らかにしていきましょう。
「株式」は、株式会社が市場から直接資金を調達するために発行する有価証券のことです。
私たちが頻繁に耳にする「株」は、この株式を短くしたものです。
株式は企業が事業活動を行うために必要な資金を賄うべく販売されています。
企業の資金調達といえば銀行借入や社債などがありますが、これらは後に返済の義務が生じます。
その一方で株式は自己資本です。
株式での資金調達には返済の義務がありません。
そのため、事業活動において株式の発行は大きなメリットを持っています。
資金を集めたい事業がこぞって株式を発行する理由がわかりましたね。
株式投資の仕組みとは？
そんな株式を「誰かが買い、誰かが売る」のが株式投資です。
この仕組みが成り立つには仲介役となる証券会社の存在が欠かせません。
例えば、ここに株式を売買したいＡさんとＢさんがいます。
Ａさんは「C社の株を1,000円で100株買いたい」、Ｂさんは「C社の株を1,000円で100株売りたい」と考えているとします。
ここで登場するのが証券会社です。
証券会社は２人の希望を注文という形で受け取り、条件が一致している場合に売買を成立させます。
この取引ではAさんとBさんの条件がピッタリ一致しています。
したがって、BさんはC社の株を売却、AさんはC社の株を買い付けることが出来ます。
これが株式投資の簡単な流れです。
証券会社については別ページにてさらに深掘りしているので、気になる方はそちらもご覧ください。
株には種類がある
ひとくちに「株」といっても、その種類はさまざまです。
株にはいくつかの種類が存在しています。
１．流通場所による分類
まず大きな区分けとして、流通場所の違いがあります。
株は海外の株式市場に上場している「海外株式」と、日本国内の株式市場に上場している「国内株式」に分けることが出来ます。
海外株式の規模は日本株式の約３倍ほど。
セレブと呼ばれる桁違いに資金力のある人々が参入しているため、株価の変動が激しく、初心者には難しいと言われています。
ただ、最近は積み立てNISAが流行っている影響で米国株の購入をオススメするアナリストや投資家が増えているみたいです。
米国株のサポートに力を入れている株サイトも登場しています。
２．株主の権利による分類
株は与えられる株主の権利によっても分類することが可能です。
この場合ははじめに「普通株」と「種類株」の２種類、そして種類株をさらに４種類に分類することが出来ます。
普通株は株主の権利に一切制限のない株です。
証券取引所などで売買されており、株主総会における議決権や配当金による利益の分配を受ける配当分配請求権など、さまざまな権利が保障されています。
種類株は権利などの内容に制限がある株です。
普通株で保証されている権利が細かく割り振られており、以下のように細分化することが出来ます。
配当優先株/議決権優先株/議決権優先株/譲渡制限株
どちらも権利を持っているが、種類株では行使できる権利に制約があるということですね。
３．上場・非上場による分類
株式には「上場」や「非上場」など、株が売買される場所による分類も存在します。
これは見て分かる通り、オープンな株式販売か否かです。
日本国内には企業法人がおよそ170万社もあるそうです。
その中でいち早く資金を集めるために、企業は目的に応じて株式を公開(IPO)する形で資金調達を行っている場合があります。
株式を公開して上場するメリットは、証券取引所等で売買できるようになることです。
これにより企業の資金調達は容易になります。私たちがテレビで見たり聞いたりするのは、この「上場株式」です。
そのため、株式投資といえば上場株式に投資することとイコールになるようです。
その一方で、世の中には個人投資家が買えない株式が存在します。
それが「非上場株式」です。
非上場株式は証券取引所に上場していない未上場会社にて発行されています。
そのため、一般の個人投資家は発行を知ることが出来ません。
この未上場会社の株を所有できるのは創業者、会社の経営者とその一族、取引関係者など、ごく一部の人間だけです。
もし未上場会社の株を所有したいという時は、その会社が上場するまで待たなければいけません。
しかし、ここで問題があります。
株式会社ならば、どこでも上場できるというわけでは無いのです。
ちなみに廃止が決定した株は価値を持ちません。
悪質株サイトの中には上場廃止ギリギリの銘柄を意図的に案内することで投資家に損失を負わせ、その焦りを利用して契約を結ばせる不届きものもいます。
そのような悪質株サイトに騙されないためにも、今のうちから検証記事や口コミを参考に自分に合った株サイトを見つけておきましょう。
株式投資はギャンブルではない
この記事では「株式投資」について解説してみました。
漠然としているため避けがちですが、株式投資は知れば知るほど気軽にチャレンジできる資産形成だったのではないでしょうか。
株式投資は企業の将来性に期待してお金を投じることから他の投資と比較してハードルが低めです。
発生するリスクを自身で予防し、利益や損失をコントロールできることからもコストパフォーマンスの高さに期待ができる投資法だと言えるでしょう。
初心者でも使いやすい株サイトも増えているので今は株式投資をはじめるチャンスでもあります。
当サイトでは、はじめての株式投資をサポートするための記事をたくさん用意しています。
ぜひ「株式投資のはじめ方」をご参考ください。
