投資の達人にて異才を放っている『あすなろ投資顧問』を検証していきたいと思います。

あすなろう投資顧問でもっとも目立つのは所属アナリストに関する評判です。

Yahoo!ファイナンスで所属アナリストが活躍しているためか、知名度がそれなり高いサービスなので詳しく調べてみることにしました。

あすなろ投資顧問を詳しく知りたいという方は、ぜひ検証記事を最後までお読みください。

あすなろ投資顧問とは？

あすなろ投資顧問は大石恭嗣が代表を務める株サイトです。

複数人のアドバイザーが在籍しており、それぞれがYahoo!ファイナンスのコンテンツ「投資の達人」にて活躍しているため話題性が高いサービスであると言えるでしょう。

しかし、あすなろ投資顧問の提供サービスには悪いクチコミが目立っているようです。

行政処分などの黒歴史は未だに無いみたいですが、怪しい噂は多々あるようで、果たして利用者が利益を獲得することは出来るのか心配です。

詳しく調べてみると「あすなろ投資顧問」はもともと九十九里投資顧問であったという情報もあり心配になる投資家もいるでしょう。

こちらについてはウェブにて検索をしてみたところ、けっこうあっさりと事実であることが判明しています。

過去の社名が「九十九里投資顧問」であったことは隠していないのかもしれません。

ホームページの公開コンテンツでも九十九里投資顧問時代の記事を再利用していたりします。

気になる投資家さんは公式サイトの「情報一覧」を遡ってみると良いでしょう。

ドメインを新しく取得してまでリニューアルを行っているにも関わらず、過去の社名を隠さないどころか記事を再掲しているのは何故なのでしょうね。

ここまでして創業年数を継続させたいという会社の方針があるのでしょうか。

あすなろ投資顧問は歴史のある株サイト？

創業年数が長い株サイトには信頼が集まりやすい。

あすなろ投資顧問はそれを真に受けて投資サポ―トを提供しているのかもしれません。

たしかに創業年数が長ければ長いほど老舗感が漂い、利用する会員が安心を感じることでしょう。

今の投資界隈には怪しい株サイトも多いので長らく投資サポートを提供しているというのは株サイトの強みの一つであると言うことが出来ます。

そのため、あすなろ投資顧問はわざわざ九十九里投資顧問だった時の記事を掲載しているのかもしれません。

ちなみに、九十九里投資顧問の創業日は平成17年(2005年)３月と推定されます。

これは創業者で相談役の石井博雪が掲載している経歴から読み取ることが出来ます。

しかし、現在あすなろ投資顧問のホームページには「創業15周年」との文字が掲載されています。

九十九里投資顧問だったことを考慮しても１年分足りません。

これについて調べてみると九十九里投資顧問の創業前に『急騰NAVI』という投資サービスを運営していたことが発覚しました。

社名を何回変えれば落ち着くのでしょうか。

急騰NAVIは無金商で投資サービスを提供していたようで、あすなろ投資顧問のイメージダウンに繋がり兼ねないので掲載していないのかもしれません。

そう考えると恐ろしいですよね。

本当にあすなろ投資顧問を活用して大丈夫なのか。

わざわざ隠すような実態が秘められている可能性もあるので調べておきました。

あすなろ投資顧問の歴史

急騰NAVIというサービスであったことが明らかとなった「あすなろ投資顧問」。

社名を変更しすぎてややこしいので、分かりやすくするためにも整理してみました。

調べた感じはこんなところでしょう。

あすなろ投資顧問が無金商からはじまっていることには正直、驚いています。

無金商で運営していた期間も「投資顧問」としてカウントして創業年数を偽っているため、詐欺サイトと言われても過言では無い状態です。

このような小さな嘘から悪事は大きくなると言われていますし、現段階ではあすなろ投資顧問を信頼することは出来ません。

あすなろ投資顧問のアドバイザーについて

あすなろ投資顧問には様々な株式投資を実践するアドバイザーが複数人存在しています。

彼らの投資助言は使うべき時に参考とすることで成果を生み出してくれるようです。

大石恭嗣（おおいしやすし）

あすなろ投資顧問の代表者として、コラム「社長の二言目」を担当。

メディアへの露出をあまり好まない性格のようで過去の経歴などが明らかになっていない謎の人物です。

Yahoo!ファイナンスにて頻繁に株価予想を行っていますが、確認できたもので勝率４７％（139勝152敗）、パフォーマンス－118％と散々な結果を出している模様。

他のアナリストと比較して数打てば当たる状態なのが気になります。

実際に大石恭嗣のコラムをみた利用者が「意味が分からない」と口コミを投稿していることからも株式投資の参考となるような人物では無いのでしょう。

加藤あきら（かとうあきら）

コラム「加藤あきらの投資戦略室」を担当。

あすなろ投資顧問で人気ナンバー１のアドバイザーを名乗ることで中核を担っている人物です。

経歴には国内や外資の大手金融機関で経験を積んだとの記載があるものの、細かい詳細は一切不明。

金融機関名が伏せられていることから考えても経歴に偽りがある可能性は十分です。

かとうあきらと言えば兜町の風雲児、通称K氏こと加藤暠（かとうあきら）を思い出しますが無関係ということでご注意ください。

彼のような実力はあすなろ投資顧問の加藤あきらは持っていないとのことです。

そんな「加藤あきら」はYahoo!ファイナンスにて株価予想を行っています。

その勝率は47％で165勝182敗と大石恭嗣に負けず劣らず散々です。

鉄兜（てつかぶと）

コラム「相場師鉄兜の鉄株」を担当。

約10年間、証券ディーラーとして活動してきたそうですが詳しい経歴は明らかになっていません。

また鉄兜はあすなろ投資顧問の中で唯一の顔面を公開していないアドバイザーです。

単発スポット案件や鉄兜メール会員を担当していますが実態はつかめません。

大文字恭平（だいもんじきょうへい）

コラム「相場勘所」を担当。

出身地が京都ということしか確認することの出来ない謎の人物です。

まんもす藤井。（まんもすふじい）

コラム「まんもす藤井。の銭話物語」を担当。

山一證券をはじめとして25年以上もの間、証券業界に君臨しています。

実力に関しては明確な表記が無く、本人が「界隈のご意見番」を自称している状態です。

かなり実力に自信を持っている様子が見受けられます。

このように「あすなろ投資顧問」には正体不明の主要アドバイザーが何名か存在しています。

キャラの濃さで言えば他社と比較してぶっちぎり1位なのですが、人気№１の加藤あきらですら株価予想があの程度ということで成果に大きな期待は禁物でしょう。

また、あすなろ投資顧問ではアドバイザーが各々コラムを執筆しています。

このコラムは以前にホームページを確認した際には存在していなかったので新しいコンテンツのはずです。

しかし、実際に投稿されている記事の日時を見てみたところ2017年とかなり昔から投稿していたように設定されていました。

無かったものを昔からあったかのように見せるなんて酷すぎます。

経歴が相談役で前社長の「石井博雪」しか掲載されていないことからも、あすなろ投資顧問は信頼がおける状態とは程遠い存在です。

有名人とニアミスする名前を使ってネームバリューを悪用しようとしている可能性もあり、オススメは出来ません。

実際に口コミでは「石井博雪が代表だったころのほうがマシ」との声もあります。

代表が大石恭嗣に変わったことによって、あすなろ投資顧問は悪質への一歩を踏み出しているのかもしれません。

そのような株サイトを今使うべきなのか。

賢い投資家であれば、それは違うことが分かるでしょう。

当サイトでは検証を通して見つけた優良株サイトをご案内しています。

下のボタンよりご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

あすなろ投資顧問の事務所について

先述したようにあすなろ投資顧問は２度の社名変更を行っています。

それに合わせてか否か、拠点となる事務所も２回変更しているようです。

最初は九十九里投資顧問として「千葉県山武成東2819番２」と拠点を掲載していました。

まさかの一軒家で石井恭嗣の実家なのでは...？との声も挙がっていました。

田舎に住んでいることは悪いことではありませんが、情報に遅れが生じそうな環境下に拠点があるのは不安を煽ります。

在籍アドバイザーも今とは異なり、フレンドリーさが無かったので心配になりながら使っていた人もいたのではないでしょうか。

そんな田舎からの引っ越しは「あすなろ投資顧問」へと改名後です。

新しく掲載された住所は「東京都港区赤坂6-10-45 ヴィラ赤坂510」です。

引っ越し先は１K～１LDKの激狭マンションです。

ホームページでは老舗を謳っていたものの、お金が無かったのでしょうか。

あすなろ投資顧問へと商号が変更されて間もないときの事務所なので、知名度もお金もなく、会社として相当苦しかったのかもしれません。

ただ、そうであれば老舗を名乗らずに運営をするべきだったと思います。

投資家の中には、老舗を名乗っておきながら激狭マンションしか借りることの出来ないあすなろ投資顧問に不信感を覚えた人もいたでしょう。

以前に抱えていたスタッフはどうなったのか等の疑問も生まれています。

そんな疑問が増えてきてからですね。

あすなろ投資顧問は３つめの住所を掲載しています。

今度は「東京都港区六本木三丁目18-12 ゲッツビルディング605」です。

六本木駅から徒歩6分と非常に好立地です。

しかし、間取りは１SDKのコンパクトオフィスです。

もしかして、誰かの家かな...？

先ほど紹介したアドバイザーだけで７人の在籍。

他の従業員もいてこの規模でやっていけるのでしょうか。

老舗でこのレベルとは、やはりパフォーマンスがしょぼい株サイトは違いますね。

会員がこの事実を知ってガッカリしないわけがありません。

あすなろ投資顧問で利用できる投資サービス

あすなろ投資顧問には0円で使うことの出来る無料サービスと、契約を結ぶことで利用できる有料サービスが存在します。

まずは無料で利用できる投資サービスからご紹介していきます。

あすなろ投資顧問の無料投資サービス

◎銘柄相談
所属するプロアドバイザーたちが直々に保有中の銘柄やこれから購入を検討する銘柄の診断を行ってくれます。
この記事を読んで実力に疑問を感じている方や不信感を抱いてしまった方は「銘柄相談」で気になる銘柄を相談し、アドバイザーの実力を確かめてみると良いかもしれません。

◎各種アドバイザーのコラム
あすなろ投資顧問に所属するアドバイザーたちが更新しているコラムです。
コラムはアドバイザーによって更新頻度が異なるうえ、内容は株情報サイトでよく見るものなので参考程度にご覧ください。

◎あすなろレポート
各アドバイザーがコラムで取り上げた銘柄をまとめて掲載しています。
改めて別のコンテンツで掲載する必要はあるのかと疑問を感じます。

◎無料メルマガ配信
最新の注目情報・レポート・新着情報を含む、あすなろ投資顧問からの重要なお知らせをメールにて配信しています。
日本市場の動向や今後の展望などもこちらで提供してくれるようです。

◎あすなろスコープ
旬なテーマ株から将来有望な材料株を配信してくれる投資サービスです。
あすなろスコープの掲載記事を読むには課金による１万ポイントが必要なので無料サービスとは言い難いかもしれません。

あすなろ投資顧問の有料投資サービス

◎プレミアムメール会員：１ヵ月２９８０円～(税別)

毎日リアルタイムで情報を受けとることが出来る投資サービスです。

内容はその日の売買ポイントやアナリストの一口コメント、１～２の特別銘柄となっています。

◎鉄兜メール会員：１ヵ月以降の料金２万９８００円

相場師「徹兜」が担当・監修する特別な短期取り組みプランです。

初回に限り1ヵ月無料で利用できるとのことでしたが、無料で使おうとしたところ「クレジットカード情報を記入しないと利用できない」ことが判明しました。

素性も明かしていないアドバイザーからのコメントを貰うためにクレカ情報を入力するのは抵抗がありますよね。

闇は深いといって過言では無いでしょう。

◎ダイヤモンド会員：３０日９万８０００円～

期間契約中のすべての銘柄情報が見放題の投資サービスです。

あすなろう投資顧問の中でリピート率が最も高い契約プランだと掲載されていました。

ダイヤモンド会員では約４銘柄の株情報がゲットできるとのことですが、プレミアムメール会員と比べて料金が高めに設定されています。

さらに数百万円の投資資金では、このコースに参加することすら出来ないそうです。

◎ダイヤモンドＶＩＰ会員３０日２９万８０００円～

契約期間中にすべての株情報が見放題となり、銘柄についての悩みも相談できる投資サービスです。

銘柄に関する悩みは専属のアナリストに直接電話相談ができるとのことです。

月に取り組める銘柄数は無限と言えど、実際に取引をおこなうとなれば限界があります。

しかし、ダイヤモンドVIP会員ではあすなろ投資顧問のすべての株情報を提供して高額な契約料を発生させています。

また、ダイヤモンド会員との違いはアドバイザーに電話ができるかできないかだけです。

この違いで約３倍もの契約料を取るのはいかがなものでしょう。

あすなろ投資顧問は実態を知れば知るほどに怪しさを感じてしまうといっても否めない投資サービスだと言えるでしょう。

あすなろ投資顧問のQ&A

ここまであすなろ投資顧問を紹介してきました。

読んでくださっている皆さんの疑問はしっかりと解消されているのでしょうか。

あすなろ投資顧問の実態について「まだ気になるところがあるよ～」と言う方は、ぜひクチコミをご投稿ください。

ここではクチコミで寄せられたあすなろ投資顧問に関する疑問について、管理人が調べた情報を駆使して回答していきます。

※Q&Aは不定期で更新しています。
できるだけマメに確認を行うようにはしていますが、最新情報と異なる場合もありますことをご了承ください。

あすなろ投資顧問は閉鎖した？

2022年09月06日現在、あすなろ投資顧問が閉鎖したという情報は入っていません。

投資サービスは内容や姿を変えつつ、現在も案内されています。

無料サービスとして提供されているメールも毎営業日に届くため、閉鎖していたということは無いでしょう。

万が一、連絡もなく閉鎖したとしても営業日にメールが届かなくなったことで会員は閉鎖にいち早く気づくことが出来るはずです。

あすなろ投資顧問から連絡が届いていません。

あすなろ投資顧問の登録手続きを終えたにも関わらず連絡がない場合は「迷惑メールボックス」を確認してみましょう。

株サイトからの連絡は迷惑メールにカテゴライズされることが多いです。

メールが届かない場合は各フォルダを確認してみてください。

また、どう見てもメールが届いていない場合は公式サイトの問い合わせから連絡を行っておきましょう。

あすなろ投資顧問の投資実績は本当？

あすなろ投資顧問の公式サイトには投資実績が掲載されています。

しかし、その信ぴょう性は高いとは言えません。

各アドバイザーがコラムにて案内していない銘柄が掲載されていることや、投資の達人でのパフォーマンスが低すぎることから投資実績をまるっと信じてしまうのは危険行為だと言えるでしょう。

あすなろ投資顧問のアナリストは誰？

あすなろ投資顧問の所属アナリストは明記されていません。

コラムを掲載している人物はアドバイザーではあるものの、認定アナリストの資格を持っていることは明記されておらず「アナリスト」と呼んで良いかは怪しい状態です。

ただ、契約締結前書面の助言者・分析者には【藤井勝行】【木村泰章】【若木潤】【池田将人】【大石恭嗣】の5名が記載されています。

そのため、あすなろ投資顧問に所属しているこの5名は認定アナリストの資格を保有しているのかもしれません。

あすなろ投資顧問の契約期間は？

あすなろ投資顧問の有料プランの契約期間は「最短で30日～」です。

スポット情報を提案している契約プランであっても30日のサポートが付帯しています。

あすなろ投資顧問は完全無料で利用できる？

あすなろ投資顧問には無料サービスが存在するため、契約料金を支払わずに０円で投資サービスを利用することも出来ます。

しかし、無料サービスでは投資助言などが提供されていません。

そのため株式投資で利益を出したいと考えている投資家にとっては物足りないという声が多いです。

結局は契約料を支払って有料サービスを利用する羽目となることでしょう。

あすなろ投資顧問の退会方法は？

あすなろ投資顧問の会員を退会(解約)する場合は、公式サイト内の問い合わせフォームにて「退会・メール配信停止の申請」を行います。

電話による退会やメールの配信停止は受け付けていないのでご注意ください。

また、会員が退会・配信停止の申請を行ってからシステムで処理を行うまでに最大14日間の時間を要する場合があることを理解しておくと良いでしょう。

システム処理が完遂されるまでの間はあすなろ投資顧問からメールが届きます。

あすなろ投資顧問の検証結果まとめ

老舗を名乗る「あすなろ投資顧問」を検証してみました。

複数名のアドバイザーが存在しており、賑やかな投資サービスであるあすなろ投資顧問。

個人投資家のニーズに合うアドバイザーや投資サービスが見つかるがゆえに人気を集めている株サイトだと思っていましたが、実態を調べてみると話題性だけの怪しいサービスである可能性が浮上してきました。

まず、あすなろ投資顧問は過去にまったく違う称号を使ってサービスを提供していたリニューアルサイトだったようです。

調べたところ、前身である「急騰NAVI」は金商を持っていない投資サービスでした。

外側を取り繕っただけの運営状態だったためにリリースから１年足らずで閉鎖しています。

そうにも関わらず、あすなろ投資顧問は急騰NAVIの運営期間もサポート歴に含んでいます。

少しでも歴史のある株サイトとして活動したいのでしょうが、中身のない投資サポートが経験としてカウントされるのは嫌なものですね。

また、その後には九十九里投資顧問という投資サービスも挟んでいます。

実際にあすなろ投資顧問として活動し始めたのは最近で、まったく老舗ではありませんでした。

このような不審な動きが多いためか、あすなろ投資顧問には悪評が集まっています。

代表が大石恭嗣に変わってからは何故かアナリストも頻繁に変わったりして、ウェブ上での評判はますます悪化しています。

サイトの顔と言っても無理のない大石恭嗣と加藤あきらが、Yahoo!ファイナンスの「相場の達人」にて実力を浮き彫りにしてしまったのも悪影響のひとつだったかもしれませんね。

実力を知った会員が軒並み退会したのは言うまでもないでしょう。

株サイトが増えるにあたって、このような実力が疑わしい投資サービスは増えています。

このような投資サービスを提供する株サイトの中には詐欺を目的としているものも多く、安心して利用ができるとは言い難い状況です。