ビジネスパーソンとして有名な『伊勢 隆一郎』を検証してみました。

有限会社ライズクリエイティブの代表取締役である伊勢隆一郎は界隈で有名な人物です。

セールスコピーライターやマーケターといった職種で成功をおさめたのち、さまざまな才能を開花させている彼はビジネススクールK2アカデミーなどを展開しています。

そんな伊勢隆一郎がどうして株式投資界隈で有名に？

この記事では、この疑問を解決すべく実態を調査した結果をご紹介しています。

伊勢隆一郎とは？

伊勢隆一郎は有限会社ライズクリエイティブの代表取締役です。

セールスコピーライトの考案やマーケティング業務により成功を収めた人物で、「人は感情でモノを買う」をはじめとして多数の書籍を出版しています。

副業分野で勢いのある人物であるため、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

そんな伊勢隆一郎のプロフィールは以下の通りです。

伊勢隆一郎のプロフィール

有限会社ライズクリエイティブ代表取締役

1979年3月3日生まれ 埼玉県出身

起業をしたものの1年半で1円も稼げなかった元落ちこぼれ経営者。

大学の卒業と同時に企業をするも失敗。

借金地獄にはまり、ニート、1日100円生活、男友だちの家に3年間居候など、社会の最下層生活を5年間も続ける。

このプロフィールからは伊勢隆一郎がアグレッシブな人物であることが読み取れます。

多方面に対する積極性がビジネスを成功へと導くカギなのかもしれません。

しかし、サクッと紹介した伊勢隆一郎と全く同じ道を辿りたいと考える人はいないはずです。

やみくもに起業して1年半も赤字なんて辛すぎますからね。

若いうちならともかく、今の年齢で1日100円生活するなんて無謀すぎます。

さらに言えば現代社会は物価も高騰しており、後に年収1億円を達成できるとしても厳しいものがあるでしょう。

まず伊勢隆一郎に計画性があれば、そんなことになっていないのでは...。

そう思って詳しく調べてみると、彼のアグレッシブさが仇となったケースがいくつか散見されました。

一般的に株式投資の世界では利用者に対して利益を保証するような物言いはNGとされています。

投資商材の広告で「○○を使えば確実に稼げる」などの断定的なコピーは絶対に使ってはいけません。

しかし、アグレッシブな伊勢隆一郎は事情やルールを知らずして広告を出していたようです。

伊勢隆一郎が出した「参加申込数が世界記録を達成」などという事実無根の広告を信じてしまった投資家もいたことでしょう。

ビジネスをやるうえで「知らなかった」というのは酷すぎます。

ましてや投資商材はユーザーの資産を左右するサービスです。

今までにウソが盛り込まれた過大広告を信用したが故に、投資で大損したユーザーがいなかったとは絶対に言えません。

現在の広告に怪しい点は見受けられないものの、サービスについては心配が拭えません。

伊勢隆一郎の関連サービスは安全に使えるのかを見ていきましょう。

伊勢隆一郎の関連サービス

伊勢隆一郎の関連サービスで注目度が高いのは出版本です。

『人は感情でモノを買う』にはじまり『究極の理解』『お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。』『逆転集客術』『ストレスゼロの逆転人脈術』など、さまざまなビジネス書を大量に販売しています。

どうしてこんなにビジネス書を出版しているのか。

その理由は簡単。

伊勢隆一郎は投資家でもアナリストでも無くセールスコピーライター・マーケターという肩書を持つビジネスマンだからです。

そのため、関連商材も投資よりコピーライトや動画作成などの副業に関するものが多めです。

では、なぜ投資界隈で有名になったのか。

これについてはサービス内容や投資力ではなく、単に商材のコピーが強かったからという可能性が高いと言えるでしょう。

非道徳テレセミナー(ビシャステレセミナー)

非道徳テレセミナーは「Mr.X」が提供している教材です。

コピーライトで稼ぐための方法を案内しています。

どうやらMr.Xはコピーライト界の凄い人だそうで、肝心の伊勢隆一郎は相談者として登場しています。

このとき、伊勢隆一郎は「ムタロウさん」という愛称で呼ばれているので見逃しに注意です。

ということは、非道徳テレセミナーが販売された2006年当時には儲かっていなかったんですね。

伊勢隆一郎はこのセミナーのおかげで年収1億の男になったと言っても過言では無いのかもしれませんね。

村上宗嗣とのコラボ「継承プログラム」

先ほど紹介した「非道徳テレセミナー」から数年。

伊勢隆一郎は村上宗嗣と一緒に通信教育プログラムである「継承プログラム」を、MR.Xの監修のもとリリースしています。

継承プログラムは安定した収入を得るために、コピーライティング・マーケティング・パブリックスピーキングなどを学ぶことの出来るサービスだそうです。

ネットビジネスに携わる人にとって欠かせない情報が網羅されていると言われています。

映像革命3.0

映像革命3.0は、有限会社ライズクリエイティブが販売しているサービスです。

YouTube動画のクリエイターを目指すために必要なスキルが案内されています。

副業がスタンダードになっていることから、この手のサービスは増えてきています。

悪質業者が提供する中には誇大広告を使って「何もしなくても稼げる」と謳うサービスもありますが、映像革命3.0にそのような謳い文句は見受けられませんでした。

そのため、はじめて教材サービスを利用する場合に映像革命3.0に魅力を感じることは無いでしょう。

内容も一般的なので、一攫千金が狙えるなんてこともなさそうです。

一般社団法人「K2アカデミー」

K2アカデミーは伊勢隆一郎が代表を務める社会人のための学びの場です。

デジタルマーケティング・金融リテラシー・サスティナブルの各分野をそれぞれ学ぶことが出来ます。

学習サービスである「K2アカデミー」ですが、今回はこれが界隈で話題になったために実態を探ることとなりました。

決して投資力があると言えない伊勢隆一郎が界隈で話題になったのは「投資サービスを運営していたから」ということですね。

しかし、見ると分かるように伊勢隆一郎は副業ビジネスのための学習サービスを提供しています。

投資による資産形成を対象としたものが無いと言っても過言では無いため、伊勢隆一郎が株式投資の参考になる人物だということは出来ないでしょう。

まぁ彼自体が株トレードを積極的にサポートしていることも無いので当然です。

また、伊勢隆一郎を調べると過去に「投資&未来予測 2020 Final」という商材を販売していたことが分かります。

こちらの商材の公式サイトはすでに閉鎖されていますが、どうやら酷いサイトだったようです。

他の紹介サイトによると、具体的なビジネスモデルが無いままリリース。

よく説明が無いまま利用者をかき集めてサービスが提供されていたとのこと。

これは投資商材と呼んでいいのかすら怪しいですね。

実際にサービスを見たわけでは無いので真相は分かりかねますが、アグレッシブな伊勢隆一郎の商材であることを考えると悪評の通りなのかもしれません。

伊勢隆一郎の検証結果まとめ

今回は「伊勢隆一郎」の検証を行っています。

投資界隈で話題になっていた伊勢隆一郎でしたが、検証の結果、ビジネスパーソンとして有名な人物であることが明らかとなりました。

つまり、株式投資の実力で話題になっているわけでは無さそうです。

伊勢隆一郎はセールスコピーライターやマーケターとして成功を収めており、年商は10憶にものぼるようです。

2006年までは全くというほど売上が無かったようなので凄い飛躍ですね。

そんなヤリ手ビジネスマンが界隈で注目されたのは、ひとつの学習サービスのせいでした。

学習サービス「K2アカデミー」は伊勢隆一郎の得意分野であるデジタルマーケティングの他に、金融リテラシーに関する講座を提供しています。

伊勢隆一郎が株トレードに精通しているという表記はないものの、K2アカデミーを検索すると彼の名前や年収が目につきます。

おそらく関連で出てきてしまうのでしょう。

これを見た投資家が「伊勢隆一郎が儲かる投資商材を出している」と誤解してしまうのは珍しいことではありません。

彼は過去に投資商材を販売していたこともあるため、勘違いさせやすいとすら言えます。

なるほど、紛らわしいですね...。

つまり我々は「伊勢隆一郎が案内しているのは利益を獲得するための投資サービスではない」ということを頭に入れたうえでサービスを利用しなければいけません。

K2アカデミーはあくまでも学習サービスです。

株式投資による利益の獲得が目的ならば、別の投資サービスを利用しましょう。