代表の小澤正治氏の個人的な悪評や噂が絶えない、『株とまと』について本日は検証してみたいと思います。

株式会社グロースアドバイザーズが運営する、投資顧問ではちょっと異質な社名を持つ株とまと。

その名前の由来は、木が朱くなると書いて「株」新鮮な情報で目指すは大きな朱い実りのトマトという意味がこもっているらしいです。

珍しい社名に興味をもって興味本位で入会してしまう方もいたのではないでしょうか。

そんな株とまとの代表取締役社長は「小澤正治」という人物で、株とまとのホームページに複数の顔写真が載ってるので見たことある方も多いかもしれませんね。

素性を少しネットで調査してみたところ、かなりの怪しい噂の持ち主であることが判明しました…。

一部の口コミ掲示板では、以前小澤氏が務めていたオムニコ株式会社で暴力事件を起こしたや、その他にはかなりの数の顧客を嵌め込み資産を搾取してきたなどの書き込みが数多くありました…。

更に調べてみると、競馬情報会社で詐欺をしていたことや、現在も悪徳商材を販売し複数の顧客から利益を得ているなどなど悪評が絶えない人物みたいです。

しかし、こういった掲示板への口コミは、投稿する人物の顔が見えないですし匿名でも書き込める点から全てを鵜呑みにしては公正な判断などできるはずもありません。

あくまでも、これらの口コミをもとに株とまとで利益をあげることは本当にできるのか、しっかり検証していきたいと思います。

私が想像していた以上に、口コミの方は大荒れでした…(笑)

頂いたタレコミの内容は、株とまとが過去に関東財務局受けた行政処分について大半を占めていました。

なんでも、数年に渡り顧客を個人利益目的で「嵌め込み」していたとか…。ウェブで確認した口コミとうり二つですね(笑)

投資顧問というのは、ある程度の信頼関係で成り立っているとこがあります。

顧客を詐欺目的に利用した時点で、その信頼関係は崩れ会社として成り立たなくなってしまいます。

今回検証する株とまとは、そういった怪しい噂が絶えない顧問会社には違いないので、どのような悪事を働かせているか見落としがないよう調査していきたいと思います。

Ⅰ.株とまとが販売している商材について調査

ウェブで「情報商材、小澤正治」で検索してみると、以下の商材が販売されていることが分かりました。

板読みというのは株式投資ではとても重要なものです。上記の商材では、板情報の基礎的な見方、使い方、それを用いて実践的なトレード手法などを解説してくれるようですね。

この商材を一言で言い表すならば、「未来を見据えた玄人の売買手法」とのことです。

ですが、この商材について更に調べてみたところ…

以前、株トマトの代表であった、「山本伸一」氏も全く同じ商材を過去に販売していたという事実が確認出来ました。

☆山本伸一(やまもとしんいち)

２００８年１１月より現職。大学時代より築き上げたテクニカル理論に、２０年以上にわたり証券業界の第一線でディーリングを行い、鍛え上げられた相場観により、多様な相場環境での実績を誇る。サブプライムローン問題に端を発した世界同時株安にこそ、投資妙味ある銘柄が再興する好機ととらえてグロースアドバイザーズを設立。

山本伸一氏は、過去に株トマトの代表兼広告塔を務めていた人物ですが、行政処分後にその地位から身を引き、後に小澤正治氏が代表取締役の座に就いたようです。

そして、私が今回の調査で問題視した点は、山本氏が立案した山本商材を丸々パクリ、さらには当時より高額な金額に変更して小澤氏は販売しているという件です。

また、株とまとでは以前、「山本会員情報」という有料会員向けのプランの販売もしていました。現在の株とまとでは、山本会員情報からプラン名を「プレミアム会員」と変更して販売を行っている模様。

では、気になる料金のほうを少し比較してみます。

◎山本情報会員

・１ヶ月／１０５万円
・３ヶ月／１８９万円
・６ヶ月／２５２万円
・１２ヶ月／３７８万円

◎プレミアム会員

・１ヶ月／１５０万円
・３ヶ月／２５０万円
・６ヶ月／４００万円
・１２ヶ月／６００万円

比べてみたら一目瞭然ですが、株とまとは代表取締変更を期に、過去の山本氏の社内方針でもあった「会員一人一人の親身な対応」から営業視点を切り替え、自社利益主義な会社へ生まれ変わってしまったようです…。

こんな法外な契約料金、一般投資家にはまともに払える金額じゃないですし、代表の小澤氏の欲が丸見えで利用する気には到底なれません。

１ヵ月１５０万円って一体どんな情報を提供してくれるのか気にはなりますが、当クチコミポリスに寄せられた口コミでは、「情報料金と実力が伴ってない」や「行政処分された会社の助言力なんて、利用してみたけど素人と変わらなかった」など悪評が目立っていました。

そういった面からも、小澤正治氏が現在も粗悪商材を使って嵌め込みを行っているというのはあながち間違いではなさそうですね…。少し小澤正治という人物が見えてきた気がします。

Ⅱ.株とまとが受けた行政処分について調査してみた

①役職員が顧客取引を利用して自己の利益を図る目的をもって行った投資助言行為。
②役職員の株式取引及び投資助言に係る管理態勢が構築されていない状況。

要約すると、株とまとの甲営業部長なる人物が約１年半と長い期間の間、会社のＰＣを利用し出来高の少ない銘柄を会員へ有料情報として提供し、提供した銘柄の株価を会員の手で上昇させ、利幅を利用し安値の内から自身で仕込みそれを売り抜け個人的利益としていたらしいのです…。

役職に席を置く人物のすることじゃないですね…。やっていることは、会員の投資金を利用したまぎれもない詐欺行為です。

しかし、１年半もの間その詐欺行為に気づかないなんてこと本当にあるのでしょうか？

ＰＣの顧客のデータは、「プライバシーの関係上で役職の位が高い人物であるならば確認できたのでは？」という疑問が浮かび上がってきます。

小澤正治氏は過去に顧客を嵌め込んできた経歴の持ち主でもありますし…、これは指図され計画的に仕組まれた可能性すらある気もします…。

しかも、株とまとが受けた処分内容は、なぜか「業務改善命令」のみでした…。嵌め込まれた会員からしたら、「え…？」って感じですよね。これでは被害者の腹の虫は収まりませんよ。

ホームページの下部にて、行政処分の詫びの文章を記載していたようですが、わずか１ヵ月足らずでなくなっていましたし、処分後はたった１週間でまた悪徳染みた有料案件や商材の販売をしていたようで反省は一切していないみたいです。

こんな粗悪な対応では訴えられて、すぐにまた処分されるのなんか目に見えてます。いつ営業停止になるかわからない投資顧問の助言など誰も受けたくありませんし、怪しい噂が底なしに出てくる会社など利用する価値すらありません。

当クチコミポリスでは、株とまとの利用はオススメしません。

Ⅲ.株とまとで展開されているサービスについて調査してみた

まずは、無料で利用できるサービスについてです。

◎無料銘柄診断

保有している銘柄等で迷ったり困ったりする銘柄があったら、足掛け１０年、延べ７２００名以上の迷える投資家の診断を行ってきた弊社プロアドバイザーにお任せとのこと。

しかし、こちらの無料診断はメールアドレスと電話番号が必須記入なので、数多くの嵌め込みを行ってきた会社に自ら個人情報を流しこむのは気が引けますね…。

ここで電話番号を記入することによって、執拗な有料案件への勧誘をされても迷惑なだけですし無駄な利用は自重させていただきます。

ちなみに、株とまとでは助言者の明確な氏名の記載がホームページのどこを探しても存在しません。

どんな実績のアナリストが診断を行っているのかもわからない情報など信用できませんね…。

一応他の口コミサイトで助言者の数は３名との情報を入手したのですが、その実績や手法の詳細はやはり謎のままでしたし、３名しか助言者が在籍していないという事は会員数もかなり少ないことが予想されます。

「おかげ様で会員数～名突破！」なんて掲げている投資顧問もありますが、株とまとに関しては行政処分を受けた会社という事もありそんなことはなさそうです。

◎無料メルマガ株とまとの「株式情報」

無料の定期配信登録をすると、約８万人が愛読しているという株とまとのアナリストによって徹底調査された“急騰銘柄情報”が無料で配信されるみたいです。

気になるメルマガの内容は…、

過去の同プランでの実績の掲示→実はすでに弊社ではある銘柄に仕掛けている→口外してはいけない→先着○○名様限定→お早めにご参加ください！

と、一連の流れがすでに構成されている、有料案件への勧誘メールがほとんどでした。

いかにも、すぐに無料銘柄がもらえそうな広告ですよね(笑)

その実態は、無料銘柄などではなく有料案件への斡旋する為の吊り広告でした…。

また、株とまとの公式ツイッターも確認しましたが、メルマガは約８万人もの人数が購読していると謳っているのにも関わらず、ツイート数の割りにこちらのフォロワーは約１５４人とかなり少ない人数でした(笑)

本当に延べ８万人ものメルマガの購読者がいるのかも怪しいところです。

次に、有料で利用できるサービスについてです。

◎ベーシックプラン：１ヵ月３万９８００円

個人投資家の方に無理なく投資活動を行ってもらいたく立ち上げたグロースアドバイザーズの基本会員コース。１ヵ月の契約期間で会員費に見合った収支を見込める１銘柄提供してくれるらしく、その銘柄の助言は週に１度以上してくれるみたいです。

◎インターネット会員Ａ：１ヵ月１万９８００円

市場が開催される毎営業日に１～２銘柄提供してくれるらしいです。
なお、こちらのコースに銘柄に関する助言はないみたいです。

◎インターネット会員Ｂ：１ヵ月８万円～

株とまとのアドバイザーが厳選した銘柄を週１回提供してくれるみたいです。
なお、こちらのコースには助言があり、希望者には日経２２５先物の売買情報も提供してくれるらしいです。

インターネットＡ会員のコース＋メール助言＋１銘柄追加されただけで、料金が急に４倍に跳ね上がりましたね(笑)
ぼったくりもいいとこです。さぞ、株とまとの無名アドバイザーは助言に自信があるということでしょうね。

◎電話会員スタンダード：１ヵ月２１万円～

会員Ａ＋会員Ｂの情報に加え、株とまとのアドバイザーが電話によるリアルタイムな助言や案内を直接してくれるそうです。

こちらの情報料金を見てもらえばわかると思いますが、やはり株とまとは現代表の運営方針により自社利益主義の会社へ生まれ変わったようですね…。

電話での助言が追加されただけで、会員Ｂの料金の倍です…。
行政処分により、会員が激減りし運営自体がそろそろ厳しいという兆候なのかもしれませんね。

◎プレミアム会員(旧式名所：山本情報会員)：１ヵ月１５０万円～

株とまとが提供する投資顧問プランのサービスすべてを利用できるスペシャルプランのようです。
このコースでは、会員一人につき分析者、投資判断者の専任担当が１名ついてくれるみたいで電話助言は会員Ｂよりも先に対応可とのこと。

個人的な意見で言わせてもらうと…かなり雑なコースの割りに料金がクソ高いですね(笑)
このコースに参加した方は果たしていままで何名いるのでしょうか…。

◎スポット銘柄プラン(単発契約)：１銘柄５～３０万円

株とまとのアドバイザーが、厳選に厳選を重ねた短期間で大幅な利益が見込める１～３銘柄を急騰間近の初動に合わせ電話で提供してくれるとのこと。

ちなみに、現在はなにも開催していませんでしたので、こちらのプランは今後の検証対象とします。

Ⅳ.検証してみてのまとめ

株とまとのネット上に存在する口コミ評価は、正直かなり悪徳に近い投稿が多かったです。

それは、当クチコミポリスにも寄せられた口コミも同様で、やはり行政処分後も悪事を働いていた当時となにも変わり映えのない運営を行っていたことが今回の検証によって明らかになりました。

また、株とまとの投資助言の実力も氏名すら公表していない３名のアドバイザーによるもので、その３名の無名アドバイザーの黒幕小澤正治氏自身にもかなりの危ない噂がネット上に数多く存在しました。

前代表の手によって会員の嵌め込み事案は始まったのかもしれませんが、代表の交代と同時に株とまとの運営方針はさらに悪化してしまったようです。

『金の亡者』

という言葉が株とまとにはしっくりきます(笑)

いくら情報料金にお金をつぎ込んだところで、それ以上の見返りがあるとも限りませんし、株とまとの利用は投資家にとってはかなりハイリスクであるという事を当記事をご覧いただいている個人投資家の方々に伝わればと思います。

行政処分を受けたからと言って、一概に悪徳投資顧問という話ではなく、処分後にいかにそれ相応の期間をもって親身に会員への対応をしているかによって評判とは変わってくるものと思います。

株とまとは創立して既に１１年経過していますし、今後老舗優良投資顧問となれるよう徐々に変化して欲しいものですね…。

以上で今回の株とまとの検証は終了となります。