- 悪質株情報サイト
- サイトURLhttp://fastrich.jp/
- 販売会社株式会社ファーストリッチ投資顧問
- 所在地東京都渋谷区松濤一丁目29番2号松尾松濤ビル3階
- 運営責任者岸津昭彦
- MAILinfo@fastrich.jp
- 電話番号03-6277-5494
目次
「本物」の情報を知ると豪語しているわりに、かなり際どいやり口で顧客を獲得し続けている『ファーストリッチ投資顧問』を今回検証していきたいと思います。
株式会社ファーストリッチ投資顧問が運営を行うファーストリッチ投資顧問は、会員の知識、経験、財産状況、投資目的を把握し、旬な株式投資情報を配信する投資顧問会社です。
一見、ホームページでは会員の事を第一に考え、目的に応じた投資情報を配信しているようにも見えますが、冒頭でもお伝えした「かなり際どいやり口」で会員を獲得しているという悪い噂も絶えません。
では、その一部をファーストリッチから配信されたメルマガで発見したので、ご覧ください。
上記の画像は、以前ファーストリッチが配信したスポットプランの勧誘文章になります。
一部の口コミサイトで、ファーストリッチの提供する案件で、「利益なんか一円も稼げなかった」「誇大広告に騙された」などの投稿がかなり悪目立ちしていました。
先にお見せした画像では、「この実績は偶然ではない」「相当な自信がある」など、会員にこの情報に参加すれば意図も利益が確定していると間接的に言っているように私の目にも映りました。
投資顧問会社に置いて、断定的な言い回しや、捏造した架空の案件提供などは絶対にタブーとされています。
こういった、メルマガが配信されている事自体、すでにその実力が本当かどうか疑わしいですが、果たしてファーストリッチ投資顧問で利益を実際に得ている会員はどれくらいいるのでしょうか?
ネットで確認した口コミによると、「レベルが低い」「全く当たらない」「誇大広告が酷い」などのワードが多く目立ちましたね。
また、それはウェブサイト上に存在する他の口コミサイトでも全く似た内容が多かったのです…。
似たような内容しかないとなると、信憑性が一気に増しますね。
Ⅰ.ファーストリッチに在籍するアナリストについて調査
ファーストリッチに在籍する、アナリストのレベルはウェブ上に広がる口コミ通り、そこまで酷いものなのでしょうか?ホームページの契約締結前交付書面に記載されているアナリストは計4名で、その経歴等は以下になります。
①岸津昭彦(きしつあきひこ)
日興證券株式会社の新丸ビル支店をスタートに京都支店、大宮西武支店、鹿児島支店、また本社では、事業法人資金運用部等経験。
その後、エース証券株式会社の本店営業部入社し、及びプライベート・バンキング本部等を約8年経験した後に、アヴァロン湘南証券株式会社に入社。
その2年後に、楽天証券とひびき証券の共同出資による証券仲介業のひびきフィナンシャルアドバイザー株式会社に移籍。
②室屋有佑(むろやゆうすけ)
2015年にテクニカルアナリスト第一次試験に合格。
③青木和哉(あおきかずや)
経歴不詳。
④高野貴則(こうのたかのり)
経歴不詳。
岸津昭彦氏は、ファーストリッチの代表取締役社長とのことでホームページ上にだけですが細かい記載がありました。いくつもの証券会社を渡ってきたみたいで、短いところでは約2年で会社を離れているみたいですね。落ち着きがない人物なのでしょうか?
また、室屋有佑氏に関しては、テクニカルアナリストの資格を持っているということしか分かりませんでした。
ちなみに、テクニカルアナリスト試験の合格率は割と高めで約60%~90%程度です。
また、証券アナリスト試験の合格率はその半数の約47%~50%なので、テクニカルアナリストの資格はある程度株式投資の知識があれば誰でもとれる資格ということが分かります。
口コミにもありましたが、他2名は一切ネットで調べても経歴等の情報がありませんでした。
資格を取ってまだ2年弱の素人あがりのアナリストが提供する銘柄なんてたかが知れていますし、高額な情報料金の割りに合わない低レベルな銘柄を提供されるというのも納得がいきますね。
Ⅱ.ファーストリッチのホームページで気になった点を調査
以前、ファーストリッチのホームページを確認した際にあったコンテンツが、なぜか丸々消えてしまっていたので、そちらを調べていきたいと思います。
ファーストリッチ投資顧問には、以前広告塔なる人物が存在したのはご存じでしょうか?“株式投資業界の重鎮達が集結”この重鎮なる人物は約6名いたようです。
その中でも、無料サービスでコラムなどを提供をしている鳥丸好一氏がファーストリッチのホームページで広告塔を務めていたようです。
しかし、この6名は「株式投資業界の重鎮」とかなり持ち上げられていますが、ファーストリッチで助言を行っていたわけではありません。
あくまでも、鳥丸好一氏がコラムの提供をしていただけで、他の4名とファーストリッチの直接的な繋がりというものはなかったようです…(笑)
また、この重鎮達を以下のように検索してみると…、
★元日興証券 鳥丸好一
★元成瀬証券 島田幸男
★元三菱証券 中村喜広
一人くらいウェブで検索したらなにかしら出てくるだろうと思いましたが、全てファーストリッチ関連のものしかヒットせず…泣
“急騰ゴールデンアイ”なんて別名があるのに、なぜ経歴の一つも出てこないんでしょうね。これらの重鎮達はファーストリッチ側が凄腕に仕立て上げた素人って可能性がかなり高いと思いませんか?
少し話が反れてしまいましたが、以下が無くなってしまったコンテンツです。
☆鳥丸好一氏のコラム「本日のズバリ」
こちらは先ほどもご紹介した通り“株式投資業界の重鎮”の一人でもある鳥丸好一氏が執筆していたコラムになります。
ファーストリッチでかなり持ち上げられていた人物にも関わらず、2015年9月8日の記事を最後に何も言わずコラムを放置。
コラムを辞めるにしても何か重鎮と呼ばれるなら一言くらいあってもいいと思いますし、そもそもこんな適当な人物が重鎮なわけないですよね(笑)
☆提供銘柄実績
こちらは、以前私が確認した時には確かに存在したコンテンツです。
しかし、画像をご覧の通り「銘柄名」、「提供日」、「推奨株価」の記載しかありませんでしたので、本当に提供された銘柄かどうかも疑わしいところです。
かなり前の実績に遡って確認しても記載は相変わらず一緒でしたので、悪徳投資顧問としての疑いを少しでも無くすように、この穴だらけのコンテンツをなくしたのでしょうね…(笑)
Ⅲ.ファーストリッチで展開されているサービスについて調査
まず、無料で利用できるサービスについてです。
◎無料銘柄相談
保有している個別銘柄をファーストリッチのプロアナリストが直接診断してくれるとのこと。
ファーストリッチの経歴不詳の無名アナリストのレベルの低さは、先ほど理解して頂けたかと思いますので、診断を切っ掛けに銘柄をどうこうしようというのは控えたほうがいいかもしれませんね。
また、こちらの診断に必要な記入欄に、
まさかの電話番号を記載する項目がありました。
過去に個人情報提示で炎上したにも関わらずほんと懲りないですね…。
◎プロ相場観(レポート&コラム)
ファーストリッチの自称プロアナリストが、市場開催日に最新の動向や展望、今後の見通しなどをまとめたレポオートを提供してくれるとのこと。
◎本日のプロ注目銘柄
ファーストリッチの自称プロアナリストが選ぶ銘柄を毎営業日に1銘柄提供してもらえるとのこと。
◎緊急配信銘柄
緊急性が高いタイムリーな銘柄情報を無料で提供してくれるとのこと。
◎銘柄売買指示サポート
推奨銘柄の売買に関するレポート及び質問や相談に随時のってくれるそうです。
次に、有料で利用できるサービスについてです。
◎ライトトレードプラン:1ヵ月契約5万円~
1~10日程度での取り組みを中心としたスイングトレードで月に2~4銘柄の短期上昇期待度の高い個別銘柄情報をご提供してくれるそうです。助言はサイト内のみとのこと。
◎プレミアムトレードプラン:3ヵ月契約45万円~
短期または中長期目線で上昇期待度の高い個別銘柄情報を2~4銘柄提供してくれるそうです。
助言はこのプランのみ電話でのサポートが可能とのこと。
短期もしくは中期、助言がサイト内のみか電話かで料金が約8倍になりましたよ…。
果たして、料金が高額であればあるほど回収は苦しいのは目に見えているのですが、回収できた方はいままでいたのでしょうかね…。
自称プロと名乗る無名のアナリストが提供する銘柄はどんなものか気になるところです。
◎ポイントプラン:100ポイント1万円~
日々更新されるポイントプラン専用銘柄情報やコラム、株式レポートなどをポイントを消費して閲覧することができます。
ちなみに現在確認できるポイントを消費してみれるものは、
1万円で今後注目されるであろう銘柄を見れるようです。
公開日に気を付けなければ、乗り遅れて高値掴みとなってしまうことが予想されます。
すでに下がっている可能性すらありそうですので、銘柄の詳細にも記載されてあったリアルタイム性はなさそうですので利用はオススメできません。
◎スポットプラン:料金は案件内容による
ファーストリッチが誇る豊富な情報ネットワークから入手した様々な有力情報を助言分析者が徹底的に精査し、特に信頼性と上昇期待度の高い個別銘柄情報を提供してくれるそうです!
ちなみに、現在開催されているスポットはこちらです。
完全に題名アウトじゃないですか?(笑)
痛い気な中学生が考えたような題名に、まるで株価が10倍(テンバガー)が確定したかのような…。
そして、悪徳投資顧問あるあるの人数制限方式。
この人数制限方式を設置することによって、“あと何枠”“早期終了も充分ありえます”等の煽りで会員の参加を促しているわけですね。
また、このスポットの詳細を見てみると、2017年は(3825)リミックスポイント、2018年は(6033)エクストリームがそれぞれ短期間で獲得できたとのこと。
これに続き2019年も10倍を見込める天下無双と呼べる銘柄がすでに確定しているらしいです…。
まるで取って付けたかのような根拠ですね(笑)
このスポットプランの内容を見て、「胡散臭い」と思った方も多いのではないでしょうか?
毎年獲得してきたから、もちろん今年も獲得できるとは限らないですよ(笑)
ましてや、本当に10倍を毎年出してきたかもファーストリッチのアナリスト底辺さを見たら怪しいところです…。
これを誇大広告と言わずなんというのでしょうか?ファーストリッチが行政処分になる日も近そうですね…。
以上が、ファーストリッチのホームページで確認出来た全サービスになります。
Ⅳ.検証してみてのまとめ
ウェブ上に存在する口コミサイトでかなり批判されていた原因は、無名のアナリストによる実力の無さを訴えた内容が大半を占めていました。
ただ、実力がないアナリストが在籍するからと言って悪徳投資顧問と呼ばれてしまったら、それは公正な評価とは言えないです。
世間から悪徳認定された本当の原因は、ファーストリッチ投資顧問の運営実態そのものではないでしょうか?中を覗いてみると、「嵌め込み」、「誇大広告」、「執拗な電話やメールでの有料案件への勧誘・誘導」と、調査してみるとウェブで嘆く方が多いのも納得いく気がします。
これらの先にある、ファーストリッチ側の目的は、やはり高額なプラン料金を見ればわかると思いますが、自社利益そのものなのかもしれません。
当クチコミポリスにも、たくさんの被害を訴えた内容の投稿が届いていますので、今後もファーストリッチがなにか動きを見せたら、追記検証を随時行っていきたいと思います。
以上で、ファーストリッチの検証は終了となります。
Submit your review | |
ベストプランナーや雅を見ているとこういう悪質業者が新しい株サイトを出しているんじゃないかなと不安になる。ファーストリッチなんて、サイトの作りがしっかりしていたから余計に不安だよ。
そういや、VIP投資顧問も同じタイミングで廃業確定したよね~。同系列のグループだったのかな?こんな同じタイミングで廃業普通決まる?
廃業を喜んでいる人も多そうですね(笑)
でも、プラン継続中の現状の会員には返金措置があるみたいなので、夜逃げする投資顧問の終わり方よりは幾分もマシな気がします(笑)
こうなる事はなんとなくわかってたけど、行政処分受ける前に逃げに走ったんだろうねwファーストリッチのアンチかなり多かったし。稼げない上に、顧客嵌め込んでるのがネットで晒されたら、もう運営は続けるのは厳しいだろうし。
突然の廃業申告で驚きを隠せません(笑)
ファーストリッチでは、ちょっと前までスポット買うのに身分証の提示が必要だったみたいですよ。なぜ個人情報を明かさなければならなかったのでしょうね。今は廃止されていますけど、信用はもうない会社だということは間違いないです。
提供された銘柄は同じみたいですね!私は60万円ほど失いましたよ…。10倍どころか-って話になりませんね‥。この記事を見て、ファーストリッチがいかに実力の無かった投資顧問なのかがわかりました(:_;)
その案件私も参加しました。4596の窪田製薬HD提供されましたか?10パーセント以上の下げ幅で私は50万円失いました。
億単位の利益なんて絶対稼げないと言いつつ、電話でスポットの勧誘が来て一度だけ参加しました。提供された銘柄は、今年10倍目標を掲げた弊社屈指の情報を駆使した銘柄と言われ期待していましたが…、株価はみるみるうちに下落。下がりきったとこでロスカット指示。何が10倍だよって感じです‥。
ファーストリッチの会員に対する適当さは本当に酷いです!無料会員の時からそれは思っていたのですが、メルマガの誇大広告にまんまと乗せられ有料であるスポットに参加したら投資金と合わせ80万円も損してしまいました。