株の学校123の投資結果が悲惨？口コミと評判を徹底検証

初心者も安心の投資スクールを謳っている『株の学校１２３』を検証しました。

株の学校１２３は、株式投資初心者から経験者までを対象にしたテクニカルトレード専門の投資スクールです。

ホームページでは高評価コメントが多いのですが、ネット上の利用者クチコミはとても良い評判であるとは言えない状態です。

そんな株の学校123は投資家にとって良い投資スクールなのか。

実態を調査した結果をご紹介していきます。

株の学校１２３の口コミを確認してみたところ、ネガティブなコメントが多めとなっており、中でも「講師が元生徒で使えない」「料金が高すぎる」という内容が大半を占めていました。

素人同然の元生徒が講師を務めているとはどういうことなのでしょうか。

これでは利用者が契約料が高いと怒ってしまうのも当然です。

また、株の学校１２３では登録者に「株をGAMEにする３つの仕組み」という著書の電子版を０円でプレゼントするという企画を行っていました。

見ていただくと分かる通り、株の学校１２３では空売りをかなり推奨しています。

公式サイトにもあるように空売りは最強と豪語し、会員の投資家にそのテクニックを提唱しているようです。

投資家として空売りのテクニックを理解しておくのは悪いことではありません。

ただ、空売りをメイン手法に株トレードを行うのはどうでしょう。

岸田内閣の発足で再び注目されている空売りは売買タイミングを間違えば大損を招く投資手法です。

終始チャートに張り付ける専業トレーダーであれば別ですが、本業の合間に株式投資を楽しんでいる投資家が空売りで安全に株トレードを行うことは難しいでしょう。

また、最近は岸田首相が自社株の規制などを発言して市場が大きく動いています。

この変動が激しいタイミングで素人が空売りを行うのは大変危険です。

株の学校１２３の推奨だけを鵜呑みにして不安定な株トレードを実行しないようにお気を付けください。

さらに言えば投資家の中には、いまさら高額な契約料を支払って空売りの基礎を学ぶのか…と感じてしまう方もいるはずです。

空売りの基礎は書店などで販売している1000円程度の教則本で簡単に学べます。

わざわざ高い契約料を払って株の学校に入会する必要があるのかは今一度、検討しなおした方が良さそうですね。

株の学校123のサイトドメインを確認してみた

株サイトの開設日は出来ればチェックしておきたいですよね。

最近は立派な投資実績があるように見せかけるため、実際には提供していない開設前の高騰銘柄をわざと掲載している悪徳株サイトも存在しています。

開設日が分かれば「投資家にどのくらい長い間参考にされてきた株サイトかも分かる」ので、できる限りは確認しておきましょう。

公式ホームページによると、株の学校123の創業は2005年です。

そこそこ長い歴史をもった投資スクールである様子が伺えます。

しかし、ドメインからは公式ホームページが２００９年１２月２７日に作成されたことが分かりました。

この時点で株の学校１２３は嘘をついている可能性があるということです。

一応、過去にリニューアルなどがあったかどうかを調べてみましたが、その実態を確認することは出来ませんでした。

ネット上に悪評が並んでいることからは、株の学校123が創業年数の偽装を行っている可能性が考えられますね。

公式サイト内での会員の声も運営が用意しているとの噂が出回っているくらいなので、そういった偽装工作が得意な悪質業者なのかもしれません。

株の学校123に在籍する講師を調査してみた

株の学校１２３に在籍する講師は代表の泉幹氏を含めた計４名でした。

口コミにあった通り、泉氏以外の講師は元株の学校１２３の生徒だという事も判明しています。

色々思うところはあると思いますが、まずは４名の経歴や実績を見ていきましょう。

☆泉　幹(いずみもとき)

株の学校１２３の現代表取締役社長
大学卒業後、外資系外食産業に就職し、経営を学ぶ。
株券を借りてきて売りから入る『空売り』を得意とする。

泉幹氏はツイッター運営も同時に行っていました。

空売りを得意とする泉氏のツイッターネームは「空売り屋」で、トップ画像は泉氏本人のようですね(笑)

更新頻度は一日１ツイートで、ツイート数からして結構な年月利用しているようですが…フォロワー数が１３３人と極少数という。

泉氏に関しては、私も株の学校１２３を調査するまで知らなかった人物でしたし、知名度はそんなに高くないということでしょう。

株の学校１２３の会員数が数万人いても１３３人にしか支持されてないってなんか悲しいですね(笑)

ツイートの内容も１銘柄記載されていますが、細かい詳細などなにも書かれていないのでわざわざ根拠の薄い銘柄をフォローしてまで取り組む必要はなさそうですね。

また、当掲示板への口コミにもあったように、過去にyahooファイナンスで株価予想を行っていたことも判明しました。

戦績が…勝率２９％８勝１９敗という、投資顧問の代表兼一助言者として恥ずかしいレベルの実力のようです。

こんな悲惨な結果ならまだ、投資の達人でもお馴染みのあすなろ投資顧問人気ナンバーワンアドバイザー加藤あきら氏の数打てば当たる戦略の方が頑張っている感じがしてよっぽどマシですよ(笑)

そして、泉幹氏は株価予想が当たらなすぎて嫌気が挿したのか、すでに投資の達人から一線をおいているみたいですね…。

代表の経歴からみても、証券会社あがりでもないですし、テクニカルアナリストなどの資格を持っているわけでもなしで到底この人物の助言で投資で勝てるようになるとは思えない実力でした。

☆酒井　智白(さかいともあき)

株の学校１２３で学び、短期間のうちに株トレードスキルを飛躍的にアップさせた。

株の学校１２３では、主にデイトレードをメイン戦略としているようですね。

ちなみに酒井氏は、株の学校１２３の元生徒で過去の実績等一切記述が残されていない無名のアドバイザーです。

まあ、自称プロ現役トレーダーと名乗っていますが、元生徒という時点で一般投資家と何が違うのかすでに理解不明です…。

株の学校１２３で詐欺師になる為のスキルでも磨いていたのですかね(笑)

☆坪倉　知紀(つぼくらとものり)

京都出身サラリーマン時代に投資に興味を持ち、独学で勉強を始めるも全くうまくいかず挫折。

サラリーマン時代の投資の経験を活かし、株の学校１２３では主にスイングトレード専門で講師をしているようです。

また坪倉氏は、「脱サラ株式トレーダー」といブログを不定期で運営していました。

ブログの内容は、その日に坪倉氏がピックアップした銘柄の説明を約１５分程度の動画で解説しています。

しかし、坪倉氏も株の学校１２３の元生徒であり、サラリーマン時代の経験と言っていますが…うまくいかず挫折しているわけですよね(笑)

株の学校１２３と運命的出会いを果たしその挫折を乗り越えることができたようですが、実際の坪倉氏のトレード内容や収支がわかる実績等の記述は酒井氏と同様調べても確認することができませんでした。

☆小島 奉之(こじまやすゆき)
元マイクロソフト社のサラリーマン。

２００６年から投資をはじめ、最初は書籍などの独学で自らの投資を行っていたようです。

しかし、結果はそぐわないものばかりで、色々手を出すも損失は増える一方でした。

２０１０年に株の学校１２３をネットで知り、２０１６年には長年勤めたマイクロソフト社を退職し、専業トレーダーと転身し株の学校１２３の認定講師となった。

小島氏に関しても上記二名と同様、過去の実際のトレード内容や実績等は確認できませんでした。

以上が、株の学校１２３に在籍する講師となります。

代表の泉氏以外の講師の経歴は、株式投資とは掛け離れたものでほんとに触り程度に紹介されている感じですかね。

そして、他三名は口コミ通り株の学校１２３の元生徒という…本当にこの投資スクール大丈夫でしょうか？(笑)

教える側の人間の実績くらい公表しないと、元生徒とのことですしレベルの低い株式投資スクールと思われてもしょうがないですね。

まず、元生徒である時点で実績もなにも分からない講師を「現役プロトレーダーが在籍」と持て囃しているのは客引き用の誇大広告に利用しているだけではないのでしょうか…。

実際の利用者からの口コミをこの目で拝見させて頂きましたが、とても「ただの元生徒」が推奨する銘柄で利益が上がるとは到底思えません。

ましてや、元生徒の講師陣は、トレーダーが本業で株の学校１２３での助言等は副業というわけですからプロトレーダーとして稼げているなら小遣い稼ぎの必要すらないはずです。

以降、株の学校１２３の元生徒講師が提供する情報など、痛い目を見る前に利用は控えることをオススメします。

株の学校123で展開されているサービスについて調査してみた

まずは、無料サービスの概要から確認していきます。

◎株の学校１２３オンラインコース説明会

初心者や経験者はもちろん、株の学校１２３で推奨する手法である「１２３理論」をもとに投資のノウハウを学べる説明会のようです。
説明会は無料ですが、こちらから有料情報に勧誘されるかもしれませんので十分注意して利用したいところですね。

◎株をGAMEにする３つの仕組み電子書籍(PDF)プレゼント！

冒頭でもこちらの紹介をしたように、代表の泉幹氏が得意とする最強の空売り技を電子書籍にて伝授してくれるとのこと。
こちらの内容は、泉幹氏が発行している著書の内容の引用によるものみたいですね。

◎広報レポート

その日の日経平均株価などを元生徒講師の坪倉氏が動画で説明してくれるサービスのようです。
しかし、無料とは言え更新頻度がかなりまちまちですので、旬な情報が拝見できるわけでもなく株情報サイトなどで確認したほうが早そうです。

続いて有料で利用できるサービスを確認していきます。

ちなみに、株の学校１２３の有料コースは５つあり下位のコースを利用すると、その上のコースでの助言が受けれるようになるシステムみたいです。

◎ベーシックコース：２４万８０００円

ベーシックコースでは、テクニカル指標を使って、まず、一番重要な『負けない技術』を習得していくようです。

その中でも、上昇する瞬間と下降する瞬間にこだわって実践的なトレード助言をしていくようですね。

しかしながら、料金が３日で約２５万円とかなり法外な設定ですね…。

口コミにもありましたが、無名の元生徒講師が提供する情報にここまで支払う価値はあるのでしょうか。

◎マスターコース：６８万２５００円

ベーシックコースで買いの基礎を学んだあとは、売りの本質である「空売りの技術」をこちらのマスターコースで学べるようです。
しかし…空売りの基礎技術を学ぶのに約７０万の受講料って…(笑)

まるで会員の足元を見ているようなこの法外な激高料金のもと、利用している会員は本当にいるのか気になるところですね。

◎デイトレセミナー：２日間２１万円

ベーシックコースで学んだ、買いの技術・損失を最小限にする負けない技術、マスターコースの空売りの技術を使い、デイトレセミナーではその応用を２日間かけて学ぶことができるみたいです。

なお、デイトレセミナーを講習するためには上記２コースの参加が必須で、たった２日間で２１万円は目が飛び出てしまいますね(笑)ただでさえ、ベーシックコースとマスターコースで合わせて既に８９万２５００円飛んで行っているのですよ…。

◎システムトレード専用銘柄情報配信サービス(STS)

毎日配信される推奨監視銘柄をどのように売買していくか、日経平均の動きや相場全体の動きを踏まえて、株価チャートを使ってメールや動画で解説してくれるサービスのようです。

なお、料金は月額１万円ですが、過去に上記のコースに参加していることが利用の条件みたいです。

以上が株の学校１２３で利用できるサービス全てになります。

無料サービスでは、１０年間試行錯誤を加え作り上げた手法を電子書籍で無料でプレゼントしたり、無料セミナーを開催したりと一見会員への対応が優れたようにも見えましたが、最終的に行き着く先はやはり有料情報への勧誘という。

しかも、その有料情報全て契約するとなると、『１１４万５００円』とかなり馬鹿高い法外な金額になることが明らかになりました…。

その１００万円以上の料金を支払って得られるものは…空売りの基本的な仕方。

また、サポート体制に関する口コミも当掲示板にありましたが、「問い合わせメールをしても一向に返事が返って来ない」や「銘柄提供後のアフターフォローがかなりお粗末」などといった優良スクールならざる事態に驚きを隠せませんでした。

全ての口コミを鵜呑みにしているわけではないですが、今回の調査を経て当クチコミポリスに頂いた投稿内容も含め、

利用するのは非常に危険度が高い会社だという事が分かったかと思います。

検証してのまとめ

株式会社トレードイノベーションが運営する株の学校１２３では、代表を除く在籍する全ての講師が元ここの生徒であったことが明らかになりました。

元生徒というだけで、「ここは使えない投資顧問だ」とはなりません。

しかし、代表である泉幹氏をはじめ、在籍する講師全ての実績や手法、経歴までもが隠蔽したい事実なのか不透明な点が多かったことが今回検証して一番気になった点であると言えます。

ただでさえ、元生徒というだけで株の学校１２３に在籍する生徒のような個人投資家との差がはっきりしない立場なのに、そういった開示すらできないというのは正直お金を払う価値が私には見いだせません。

実力があるにしろ無いにしろ、そういった差はハッキリ示すべきではないのでしょうか？

また、調べていてホームページ記載の創業日とドメインにずれが出ていることも発覚。

レベルが低いといわれる講師陣に続き、創業日の偽装といった小細工で会員に嘘をついているとなればウェブ上にある様々な株の学校１２３に対する悪評も信じざるおえませんね。

そして、株の学校１２３で提供している有料情報に関して、なんとステップアップ式のシステムを全て利用するとなると、なんと１１４万５００円もの無駄な情報料金が発生することが明らかになりました。

投資をする前からここまでの損失を出してしまっては、本来なら利益がでるものも出なくなってしまいますね。

株の学校に在籍する無名講師の信憑性ないお粗末な情報で稼げると思わないほうがよいでしょう。

以後、株の学校１２３の利用は当掲示板はオススメしません。

今回の検証はこれで終了ですが、今後も株の学校１２３の検証は続行していく予定ですので、次回更新を楽しみに待っていただけたら光栄です。