yahooニュースの方でも一時期話題となった『ＶＩＰ投資顧問』を今日は徹底的に検証してみたいとおもいます。

株式会社ＰＬＵＳＳＯが運営を行うＶＩＰ投資顧問ですが、代表である久永義一氏は、もと日興証券で支店長、東京スター銀行でヴァイスプレジデント(部長・次長クラス)を務めていた経歴の持ち主です。

久永義一氏が証券会社に長く勤めていたことで、国内外の太いパイプを確立することができ顧客に上質な情報を提供できることがＶＩＰ投資顧問の最大の強みだそうです。

しかし、ＶＩＰ投資顧問は過去に過ちを起こしてしまったばかりに、ネットで大炎上を起こしてしまいます。今回はその内容をご紹介できればと思っています。

それでは、当クチコミポリスに寄せられた一部の口コミの確認から行っていきたいと思います。

以上が抜粋した一部口コミになります。

大炎上とまではいきませんが、行政処分をかなりＶＩＰ投資顧問の口コミは引っ張っているみたいですね…。いくら代表の経歴が優れていると言っても、実際に実力があるかと聞かれたらはっきりあるとは答えられませんし、この投稿が事実だとしたら悪徳認定とせざる負えませんね。

Ⅰ.ＶＩＰ投資顧問が過去に受けた行政処分について調査

頂いた口コミにもあったように、ＶＩＰ投資顧問は過去行政処分を受けていることが関東財務局のホームページで確認出来ました。正しくはＶＩＰ投資顧問と社名が変わる前の会社が行政処分を受けたようです。

それでは、行政処分前と後の変更点からまず見ていくこととします。

行政処分前と後で行われた変更点は以下になります。

株式会社ＡＭオンライン→株式会社ＰＬＵＳＳＯ
トレーダーズブレインマーケット(ＴＢＭ)→ＶＩＰ投資顧問

また、株式会社ＡＭオンラインが同時運営を行っていた常勝トレンド.ＣＯＭという投資顧問も同じ時期に行政処分を受けていたようです。

同タイミングで行政処分という周知の事実は、運営元も一緒ですし似たような悪事を働いていたのでしょうね。

では、なぜＡＭオンラインは行政処分を受けたのか、その内容をみていきましょう。

ありもしない仕手株情報を入手したと多数の顧客にメルマガで配信を行い、その内容が「目標株価２倍は確定済み」や客の参加を煽る為に「○名様のみ」と契約者の人数を限定する意思がないにもかかわらず人数制限を設定したりと、ウソの内容の勧誘を行っていたそうです。

また、投資顧問の口コミサイトと直接契約を結び必然的に上位のランキングに入るよう自作自演行為も行っていたみたいですね。

口コミ掲示板は、ウェブで誰でも見ることができ、それらの情報の信憑性は多少欠けますが、そう思わせるのには十分な要素を秘めていると思います。

それを悪事に利用し、顧客の入会や情報参加を促していたとなるとかなり下衆ですね…。

ＴＢＭも常勝トレンド.ＣＯＭも、そういったランキング上位に食い込んでいたにも関わらず、実際に被害を被った利用者の手によって一部の口コミ掲示板で炎上していたので当然の報いが下ったみたいです。

ちなみに、ＴＢＭが受けた処分内容は、

①１ヵ月業務停止

②業務改善命令

の２点のみだったので、関東財務局の甘さを嫌でも感じてしまいますね…。

こんな詐欺同然の事をしていて、たった１ヵ月だけの処分って、被害者はかなりの憤りを感じるのも無理ないです。

Ⅱ.ＶＩＰ投資顧問のホームページに掲載されている実績を調査

ＶＩＰ投資顧問のホームページでは、過去に推奨した銘柄情報を実績として掲載していますが、確認出来るものは約１年くらい前までのものとなっており、自動的に過去の情報は削除されていく仕組みのようです。

したがって、創業当時の実績の捏造などは現状確認することができませんでした。私の様な検証防止対策かなにかでしょうか。

また、ホームぺージの下部にあるお客様の感謝の声もそれは同様で、こちらに関しては良い意見しか掲載されておらず、余計に怪しさを増してしまっていますね…。まともに実績も掲載できないのにはなにか疚しい理由でもあるのでしょうか？(笑)

程度の低い運営をしているのは、過去のトレーダーズブレインマーケット時代から何も変わっていないようです。

Ⅲ.ＶＩＰ投資顧問のホームページドメインを確認

ＶＩＰ投資顧問のホームページが作成されたのは、２０１８年２月１９日のようです。

ＴＢＭから、社名を変更しサイト自体をリニューアルしたのが２０１８年４月でしたので創業日の捏造等は確認することができませんでした。

しかし、捏造が無かったからと言って安心してはいけません。

ウェブでＶＩＰ投資顧問に関しての資料集めをしていたら、ＶＩＰ投資顧問を擁護するサイトを複数発見しました。

一応各々のサイトドメインも確認してみたところ…。

◎擁護サイト一覧(年代順)

☆VIP投資顧問が悪徳と言われるのは何故？(２００７年１１月２６日作成)
☆VIP投資顧問は詐欺業者？真相を追究(２０１１年９月１２日作成)
☆株式会社PLUSSOの評判は悪い？悪徳か優良どっちが本当？(２０１６年７月２６日作成)
☆VIP投資顧問って何なの？(２０１７年５月２３日作成)
☆VIP投資顧問の悪質評価や口コミについて(２０１７年６月１７日作成)
☆VIP投資顧問の評判とは？口コミ評価を徹底検証(２０１７年８月３０日作成)
☆VIP投資顧問の口コミや評判を検証(２０１８年３月５日作成)

先ほどドメインで確認した通り、２０１８年に社名を変更しサイト全てがリニューアルされたばかりというのに、またしても行政処分前と似たようなことをしていました(笑)

ＶＩＰ投資顧問と社名が変更する前に、こんなサイト作れるって未来人かなにかですか？高山緑生ですか？(笑)実績に関しても、高評する会員の声に関してもこういったサイトの存在が発覚した以上、多少なりとも捏造している疑惑すら浮上してきますね…。

こんな悪事を続けている以上、再度行政処分になる可能性は十分ありますので、当クチコミポリスはＶＩＰ投資顧問の利用は絶対にオススメしません。

Ⅳ.ＶＩＰ投資顧問で展開されているサービスについて調査

まずは、無料で利用できるサービスについてです。

◎無料銘柄相談
保有中の銘柄、買い付けを検討している銘柄などＶＩＰ投資顧問のプロのアナリストが誠心誠意会員の立場に立って分析、回答してくれるみたいです。
実際に、銘柄診断をしてもらった際の返答の実例がページに掲載されているのですが…、相談日が２０１２年って(笑)ＴＢＭ時代に掲載していたものをそのまま引用しているのでしょうね。

◎久永義一の連載コラム「儲けの裏側大暴露！！」
ＶＩＰ投資顧問の代表である久永義一氏が日本市場の展望や明日の市場動向について不定期で更新するコラムです。
文章量も多くそこそこ読み応えはありますが、市況を書くなら毎日更新して欲しいものです。そもそも、行政処分を受けた会社の親玉が書くコラムですので参考になるかどうかって話ですがね。

◎最旬テーマ株速報！早耳情報局
ＶＩＰ投資顧問のアナリストが本日の見通しと相場のまとめを幕開け、幕引け後に配信してくれるとのこと。また、こちらで無料銘柄も不定期で配信しています。
しかし、こちらのレポートは株情報サイトフィスコからの一部盗用だと発覚。

盗用記事に読む価値があるとは到底思えません。

次に、有料で利用できるサービスについてです。

◎有料ポイント消費プラン

ＶＩＰ投資顧問では、一部の記事等を見る為に有料ポイントを利用し閲覧することができます。
課金料金は以下になります。

６万ポイント：５万円
３万５０００ポイント：３万円
２万２０００ポイント：２万円
１万１０００ポイント：１万円
５０００ポイント：５０００円

上記の有料ポイントで現在見ることができるのは以下の記事になります。

★新生極撰ニュース！激アツ情報満載でお届け！
有料の為、今回はこれ以上の調査は控えますが、シリーズ化された記事を購入したという方がいらっしゃいましたら是非タレコミ投稿の方お待ちしております。

◎ＶＩＰ成功報酬プラン：１ヵ月契約２万５０００円～＋成功報酬額から２０％
１ヵ月の取り組み期間で、初月に約３銘柄提供されＶＩＰ投資顧問のプロアナリストと共に２０％以上の収支を目指すプランになるそうです。
また、成果報酬プランを契約した会員は、ＶＩＰ投資顧問最高ランクのエグゼクティブ会員に昇格できるみたいです。

以上が、ＶＩＰ投資顧問で利用できる全サービスになります。

有料プランを調査して思った事は、現時点で１記事しか見れないポイントプランの無意味さです。また、料金的には高くもなく安くもなくとかなり無難で、行政処分を受けて少し奧手になっている印象が強かったです。

Ⅴ.検証のまとめ

ＶＩＰ投資顧問は、過去に行政処分を受けた会社でした。その処分された原因は、ありもしない仕手株情報を会員に売りつけたり、口コミサイトと契約を結びランキング上位に必然的に食い込ませたりと、金商を保有し、いくら正規の投資顧問と言えどあってはならない光景だったかと思います。

そして、社名変更後に心機一転したかと思いきや、やはり根っからの悪であったみたいで、自作自演の擁護サイトを複数作成したり、株サイトから記事を盗作したりと中身はＴＢＭ当時からなにも変化していませんでした。

また、社名を変更した理由もネットでの炎上が切っ掛けで、運営自体が困難になってしまい変更せざるおえなかったのでしょう。

リニューアル後のホームページも殆どＴＢＭの引用でしたし、提供するプランの内容も全く一緒だったらしいですしね。

そして、現在のＶＩＰ投資顧問のホームページには、

こんな自らを棚に置くような文章まで記載してしまっている始末です。

今回の検証は以上になりますが、まだまだ被害者は増える可能性もありますので、今後もＶＩＰ投資顧問の動向に注視し調査を続けていきたいと思います。
ご閲覧ありがとうございました。